わからないところがわからないと勉強は大変になる
生徒との間であった会話です。
先生、この問題がわかりません。
二次関数の最大値の問題だね。それで、何がわからないの?
えっと…
ん?
こういった状況ありませんか?
ちょっと思い当たるかも…
という生徒は今後は次のことに気をつけるといいですよ!
上記の状態って 何がわかっていないかがわかっていない 状態になっていますよね?
こうなると学ぶ側は二次関数のうち、以下を全てチェックをしなければいけません。
- 平方完成ができないのか
- グラフが書けないのか
- 最大の求め方がわかっていないのか
授業でいうと10回分くらいに相当する量だと思います。
この量を復習するのは辛いですよね…
おそらく、そうしたことが重なるとなかなか進まず数学が嫌いになっていくかもしれません。
なので、復習は効率よく少量が鉄則です!
そのために次のような工夫を凝らすといいと思いますよ!
Aくんは今、何がわかっていないかを自分でもよくわかっていない状態に見えるけれど、どう?
そうですね… 確かにそのような気がします。
じゃあ、まずは解答を読んでみてできるところとできないところを色分けしてみよう
わかりました!
〜 20分後 〜
先生、色分けしました!
色分けしてみて何か気づいたことはあった?
最大の求め方はできるんですけど、グラフを書くことが苦手ということがわかりました!
なら今日帰ったら、なぜグラフを書くことが苦手か考えてみるといいよ!
わかりました!
〜 1週間後 〜
そういえば先週グラフを書くことが苦手って言ってたけどどうだった?
あの後帰って考えてみたら、
グラフを書くためには頂点が必要
→頂点を求めるためには平方完成が必要
という流れを理解していなかったので解けないことがわかりました。
なるほど。それぞれはできるけど、その因果関係を理解していなかったってことだね。
色分けすると見やすかったので、今後もわからない問題は色分けしようと思います!
以上が会話の一連の流れになります。
わからないところがわかるようになると、何を勉強すべきかが明確になります 。すると、効率的に勉強が進むので、成績にも現れやすくなります。
ぜひ、みなさんもわからない部分をわかるようになる工夫を凝らしてみてください!
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